様々な国籍の人とふれあうことで、多文化を実感し思想の違いに戸惑いながらもマルチカルチャーの海で視野を広げることができました。一番苦労した事は、語学力以前にコミュニケーションの方法が日本と違うので、それがとても大変でした。コミュニケーションには、自己表現が必須です。授業の中でどれだけ発言できるか、自分に課題を課していました。その中で先生の問いに対するレスポンスの俊敏さ、瞬発力は鍛えられたと思います。自分の意見を述べられるようになってきて、より他の生徒の意見も気になるようになってきました。
ILSCには、文法や単語、発音などの基礎のクラスからネイティヴスピーカーが使うような英語、グローバル経済、映画を通して学ぶ英語など選択肢がたくさんあります。そのため、長期留学で英語の勉強に疲れたり飽きたりしても、選択肢が多いので、気分転換にユニークな形で英語を学べます。TOEICやIELTSなどのテストに向けたクラスもあり、大変充実しています。
面白い話やちょっとした豆知識、又、生徒たちの出身国の文化の違いなどの知識を織り交ぜ、先生と生徒のやりとり形式で授業が進むので、ゲーム感覚で英語を学ぶことができ、どの先生の授業も非常に興味深く、楽しみながら参加できました。又、テストの振り返りやライティングの添削も、一人一人にしっかりとやってくれたことも印象に残っています。
留学中の最も大切にしている思い出は、ホームステイファミリーとの生活です。美味しく健康的な食事を提供してくれただけでなく、洗濯機や乾燥機の使い方にいたる様々な面でサポートしてくれました。日常の何気ない会話でも、発音や文法について指摘をしてくれたことは、私の英語力の向上に大いに影響したと感じています。大学卒業後、再びホームステイファミリーに会うことを目標に、英語学習を進めていきたいと思っています。
ILSCではコースが選択制で、幅広いテーマの授業の中から自分の興味にあったクラスが選べます。ILSCのクラスで一番印象に残っているのは、カナダ研究です。バンクーバーはもちろんカナダ全土の文化・歴史・地理について学びます。会話のきっかけとしても大いに役立ちました。学校のアクティビティでは、毎週ZUMBAクラブに参加をして、ZUMBA仲間ができました。